一人暮らしの高齢者が増加している理由

近年、一人暮らしをする高齢者の数が増えてきています。こうした背景にはさまざまな理由が考えられますが、結婚をしない男女が増えていることも一つの理由として考えられています。

実際に公共の機関が公表しているデータなどでも、結婚をしない人が増えていることが確認でき、生涯一度も結婚をしない人の割合は増加する一方です。そのようなことから、高齢になっても一人暮らしを続ける人が増えると推測されています。

その他、配偶者に先立たれたために一人暮らしをしているという高齢者も多くいます。こうした家庭の多くに共通しているのは、夫婦の間に子供がいないということです。配偶者が亡くなったことで、不可避的に一人暮らしになっています。

また、生まれてくる子供の数が減少しているのも、日本の社会問題となっていますが、こうしたことも一人暮らしの高齢者の増加と大きく関係しています。というのも、今は昔とは違い、はじめから子供をつくらずに二人だけで暮らしたいという考えの夫婦が増えてきています。こうした家庭に対する考え方の変化も、結果的に一人暮らしの高齢者が増える理由として考えられています。

こうしたデータから、今後はますます少子高齢化に拍車がかかることが予想されます。少しでもこの流れを改善していきたいのであれば、まずは皆が安心して子ども産み、育てられる環境を作ることが先決だといえます。

特に今は非正規で働く人が増加しており、結婚をしても経済的に家庭を守れないという理由で結婚しない男性は少なくありません。また、女性たちも子どもを産むと同時に働き続けることが難しく、家計が圧迫されて生活が苦しくなることを懸念しています。そうした原因の根っこを摘んで、少しずつ暮らしやすい社会を作っていくことが求められています。